一植徹底 〜塊根編 パキポディウム~
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今回はパキポの中でも人気種の「グラキリス(和名:象牙宮)」を紹介します!
グラキリスはロスラーツムという種類を原種としています。パキポブームを牽引する随一の人気種で、胴体が丸くぽってりとした樹形で、枝が伸びて可愛らしい姿をしています。
また、塊根部の色や柄も様々で同じ姿のものが1つとしてない程にそれぞれの個性があります。
現地球 パキポディウム グラキリス
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人気種だけあって、現地球(輸入株)は小さな株でも数万円以上、人気の上昇と共に価格も年々高騰しています。
人気ゆえに国内で種を蒔いて育った国内実生(みしょう)株も沢山流通しています。こちらは数千円からと比較的お値打ちな価格となっています。
実生苗 パキポディウム グラキリス
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パキポは、塊根植物の中では比較的成長の早い種類ですが、握りこぶし程度の大きさでも10年近く経っているなど、長い年月を経てその特徴的な塊根部を成長させます。それ故に、現地球・実生苗問わず大きいものほどお値段も相応に高くなります。それだけ、良い形を維持して育つことや大きく育つことが難しいということです。
現地で育った環境を想像してみたり、生産者さんやそれまで育ててきた方の思いを想像するとより一層その植物に対する愛着も沸きます。
もし、お店でパキポを見かけて手に取る機会や、実際にご自身で育てる機会があれば、幾年もの時の経過やこれから時間を共にする時間を愉しんでみてはいかがでしょうか?
上手に育てれば、数十年から数百年もの年数を共にできる植物パートナーとなれるでしょう。
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